『小説家になろう』連載1作目完結の反省と対策 その7「作業履歴、環境」
今回は、「小説家になろう」連載1作目である「竜と、部活と、霊の騎士」の作業履歴や環境です。
■ 執筆期間の記録
だいたい2ヶ月強使っています。
2013/12/09~2013/12/11( 3日)企画作成
2013/12/12~2013/12/30(19日)第一部 初稿
2013/12/30~2013/12/31( 2日)第一部 モニター校正
2014/01/01~2014/01/02( 2日)第一部 スマホ用に改行追加 ※1
2014/01/08~2014/01/13( 6日)第二部 初稿
2014/01/13~2014/01/14( 2日)第二部 モニター校正
2014/01/14~2014/01/16( 3日)第一、二部 紙校正
2014/01/16~2014/01/16( 1日)第一、二部 スマホ用に章分割 ※1
2014/01/17~2014/01/21( 5日)第一、二部 紙校正
2014/01/24 「小説家になろう」掲載開始
2014/01/24~2014/02/14(21日)第三部 初稿
2014/02/15~2014/02/22( 8日)スマホからPC用にリライト ※2
2014/03/29 「小説家になろう」で最終話を掲載
※1 後に失敗と分かる。
※2 25字改行設計から、40字改行設計に書き直す。同時に第三部のモニター校正も実施。
まあ、これだけ使って負け戦なので、きっちりと糧にしたいところです。
■ 作業環境
「竜と、部活と、霊の騎士」の執筆環境です。
OS:Windows 8.1
エディタ:O's Editor 2
文字の向き:縦書き
1行の文字数:全角40文字
2作目の「部活の先輩の、三つ編み眼鏡の美少女さんが、ネットスラングに興味を持ちすぎてツライ」は作業環境を変えています。そちらも書いておきます。
OS:Windows 8.1
エディタ:秀丸エディタ
文字の向き:横書き
1行の文字数:全角46文字(けっこう適当。校正の時はフォントを大きくしている)
1作目は、紙で書いていた頃と同じような方式で書いていました。けっこう手間がかかりました。また、スマホとPCと携帯で横の文字数が違うので、こだわっても無駄だと思ったので、適当に書くように変えました。
きっちりと時間をかけて書いていた時の方が見られないとは、なんともはや。
以下、「竜と、部活と、霊の騎士」と「部活の先輩の、三つ編み眼鏡の美少女さんが、ネットスラングに興味を持ちすぎてツライ」の執筆速度の比較です。
● 竜と、部活と、霊の騎士
執筆期間:61日
本編ファイルサイズ:452,760 byte(7,422 byte/日)
本編原稿用紙換算:751 枚(12.3 枚/日)
話数:62話(1 話/日)
● 部活の先輩の、三つ編み眼鏡の美少女さんが、ネットスラングに興味を持ちすぎてツライ(連載中なので本記事執筆時点のデータ)
執筆期間:54日
本編ファイルサイズ:668,732 byte(12,383 byte/日)
本編原稿用紙換算:1090 枚(20.2 枚/日)
話数:70話(1.3 話/日)
2つの作品は、執筆時期が被っているので、日によっては足した量を書いている計算になります。過去の経験から言うと、最大日速80KBは書いたことがあり、普通の時でも、のっている時は30KB以上は出るので、推敲時間も含めると、こんなものかなあという感じです。
2作目の「部活の先輩の、三つ編み眼鏡の美少女さんが、ネットスラングに興味を持ちすぎてツライ」は、1話に付き、2~4時間ぐらいかかっているので、なるべく2時間以内で書けるようにしたいと思います。
まあ、次は3作目をどうするかという問題がありますが。
■ 話の構成
以下、「竜と、部活と、霊の騎士」の物語について少し触れておきます。
元々は5部構成でした。以下、その構成を書きます。実際には、3部が終った時点で、伏線を可能な限り回収して打ち切りにしました。こちらは、本編のあとがきに記しています。
あと残り四十話ぐらいだったのですが、二十話で一ヶ月近くかかるので、残念ながら三部で話をまとめることになりました。リソース配分的に、反応がよい方の連載に力を入れるべきですので。
■ 回収されなかった伏線
最終話に向けて、可能な限り伏線を回収するようにしましたが、元々が5部構成だったために、回収しきれなかった伏線もあります。これは、続編への未練が残っているということでもあるでしょう。こちらも、本編のあとがきに記しています。